2023/01/27 20:34
外飼いのデメリット
外飼いが推奨できない理由・・・さまざまなデメリット
・飼い主が犬の体調を把握できない
寄生虫やウイルスなどの危険・病気や怪我になる危険性が高いが、体調を把握しにくくなるため、早期発見ができない。
・暑さ・寒さ・雨・風・雷など、温度や天気の変化に犬の負担が大きい
夏場は熱中症、冬場は低体温症などの危険
・ストレスが溜まる
心理的な不快や苦痛・恐怖を感じる事が多い。
家族と過ごせる時間が少ないこともストレスに・・・。
・犬の脱走、見知らぬ人から虐待、誘拐など。
・事件や事故に巻き込まれる可能性が大きくなる。
・トラブルの可能性も…
・犬は縄張りをもつ動物・外だと、家を第一線で守ることになるので…
吠えたり、攻撃的な行動も…
結果、騒音や噛みつきなどのご近所トラブルに。
・外で過ごすことに向いている犬種もいる。
柴犬・秋田犬・甲斐犬など、独立心が強く、自分の身を守るための行動をとることが比較的容易に出来るので、
外で過ごすことに向いています。
ただし、警戒心が強いので、長時間居させることはおすすめしません。
外飼いに決まりはあるのか?
日本では、2021年6月、動物愛護法の改正施行により、ペットショップやブリーダーなど犬猫を取り扱う事業者全般に対して、
「飼育環境等に関する数値規制」がスタートしました。
これは、犬猫のサイズにあわせた床面積を確保することを義務づける法律で、違反した業者は取り締まりを受けます。
しかし、これは業者に対してであり、家庭で飼育されている犬猫やその飼い主は対象になっていません。
海外、特にヨーロッパでは、一般家庭における規制がある国も存在します。
「リードのつなぎっぱなしは○時間まで」
「犬小屋の広さは○cmのサイズの犬に対して最低限○㎡の広さ」
「外でリードをつなぐことが許されるのは、○時または気温が○℃まで」など、
具体的な数値が決められていて、犬の虐待を減らす取り組みがされています。
外飼いは、犬の虐待であると認識する人が増えています。
一方、室内ばかりに閉じ込めていても犬にストレスを与えてしまいます。
愛犬の犬種や大きさによって適切な環境は異なります。
・犬が快適に過ごせるかを考えて。
愛犬の為には どちらが良いのか?
個体によって決めるのが良いでしょう。